フロントウィンカー LED化(ポジション付)

サイドウィンカー・リアウィンカーのLEDバルブへの変更に伴い、色のバランスが合わなくなってきたので、フロントウィンカーにLED埋め込み加工をしました。
あと、夜間の見た目も変更してみようと思い、ウィンカーを使わない時は、ポジションランプとして使えるように加工してみました。
言葉で説明するより、実際に写真を見てもらったほうが分かりやすいと思います。

ハザードを点けた状態です。
撮影した時間は曇りの午後2時ごろです。
ハザードを点けずにポジションにした状態です。
撮影した時間は同じ時間です。
ポジションを点け、さらに片側のウィンカーを点けてみました。
ウィンカーを切ると、特殊なC接点リレー(左右で2個、ユニット内に内蔵)により、約3秒後に自動的にポジションに復帰します。
ちなみに、ヘッドライト(HID)とフォグ(ハロゲン)も点灯しています。
消灯時の写真です。
純正とは違い、かすかにLEDのツブツブが見えています。
ポジション時の状態です。
ウィンカーを点けた状態です。
ちなみに、同じ色を3〜4個を1列として、ウィンカーとポジションを交互に配置しています。
夕方に撮影してみました。
HIDとの色のバランスは合っているかな?
やっぱり写真で表現するのは難しいかな?
ちなみに、HIDは7500kです。
ウィンカーを点けてみました。
あまり見たことのない見た目なので、周りの反応を期待してみます。

なお、ウィンカーをLED化すると、ハイフラ状態なるので、
対策としてオークションで手にいれたICウィンカーリレーに変更しています。
サイドもリアウィンカーもLEDに変更するなら、セメント抵抗を配線の間に噛ませるより楽だと思います。






今回使用したLED
ポジション
A-BRIGHT FluxLED
AL-50-30UWIC 白色
VF=3.5V IF=30mA
指向特性:110〜120°
輝度:2500mcd(20mA時)

片側33個(左右で66個)
ウィンカー
Kingbright FluxLED
L-7676-CSYC-H アンバー
VF=2.3V IF=30mA
指向特性:70°
輝度:7000mcd(MAX時)

片側41個(左右で82個)






加工方法
まず、ウィンカー本体を分解します。
どうやって開けようかと悩みましたが、下手にこじ開けてハウジング部分を潰しても困るので、無難に切って開けることにしました。
次に、本体と現物合わせをしながら、ユニバーサル基板を切ります。
ちなみに、1枚作り、もう1枚はそれを元に左右反対になるように切りました。
次に、光の拡散と見た目をよくするために、ミラーのカッティングシートを貼りました。
下は、LEDを配置した状態です。
同じ色を3〜4個を1列として、黄色と白色のLEDを交互に配置しています。
参考までに。
窓ガラス用のミラータイプのスモークフィルムを使いました。
ホームセンターで偶然見つけたのですが、スモークフィルムなので半透明になっていて、基盤の穴などが透けてみえるので、使いやすいです。
ただ、長さが6mもあるので、まだまだ残っています。
基盤にLEDと抵抗をハンダづけし、配線をしました。
あと、基盤をハヤコートで防湿防錆コーティングしました。
なお、ハウジングの奥にかすかに見える黒い物体が、秘密兵器の特殊なC接点リレーです。


「C接点リレー」の説明を追加しました。
仮組みをして、点灯チェックしてみました。
上がポジション(白色LED)で、下がウィンカー(黄色LED)になります。
なお、特殊なC接点リレーにより、ウィンカーにするとポジションが消えます。
そして、ウィンカーを切ると、約3秒後に自動的にポジションに復帰します。

ちなみに、基盤の固定については、透明の接着剤を使って留めました。
水抜き穴だった部分を少し拡張し、ポジション(+)信号とアースの配線を出しました。
最後に、配線を出した部分と、切った部分に接着剤を流し込み、さらにシリコンシーラントで防水処理をしました。