ゼロクラウン流用 エンジンスタータ    page02

組み付けについてですが、まず、パネルを作ることにしました。



3o厚のアクリル板を使い、図面の大きさに切り出しました。
さらに、角をヤスリで削りながら丸めていき、現物合わせでうまくはまるように加工しました。
(上の寸法はあくまで参考です。実際は現物合わせの加工をお願いします。あと、きつめのほうが抜けにくくていいと思います。)

次に、パネルの左よりの位置にφ38の穴を木工用ホールソーで開けました。
(同じく、当時のメモをなくしたので、穴開け位置は参考までに。)
なぜ、真ん中ではなく、左よりの位置にしたかというと、真ん中だとエンジンスタータ本体の奥行きが長く、干渉してしまうためです。

さきほど開けた穴を、さらにエンジンスタータ本体と現物合わせしながら、ヤスリでテーパー状に削りました。

さらに、右側の空いた部分に8.5mmの穴を開け、
IG(イグニッション)ラインに繋ぐだけで使える、LEDタイプのダミーセキュリティーランプを付けることにしました。

ただ、アクリル板に穴を開けただけの物では変なので、カーボン調のカッティングシートを貼ってみました。
穴の部分がシワにならないように貼り付けるのが難しかったです。

パネルにエンジンスタータ本体を固定する方法を考えましたが、無難に接着剤(正確にはボンドシリコンシーラント)で固定しました。
ダミーセキュリティーはLED用のブラケットがあったので、簡単に固定出来ました。





次に、車両への取り付けですが、

取り付け方法
まず、運転席の足元のカバーを外す。
(写真のの部分のネジを外す。)
さきほどのカバーを外すと、ネジ穴の横にさらにネジがあるので外す。
次に、給油口オープンナー下の小物入れを開け、2本のネジを外す。
小物入れを外すと、さらに、ネジがあるので外す。
次に、サイドブレーキ解除レバーを引き、そこにあるネジを外す。
(レバーを引いたままじゃないと、外しにくいです。)
すべてのネジを外すと、ハンドル下のカバーが外れる。
(少し外れにくいですが、傷つけないよう、慎重に外して下さい。)
外れたカバーからHUDの操作盤を外す。
さらに、キーシリンダーのコネクタを抜き、エンジンスターター用ハーネスを間に噛ませ、前のページの図面のように配線する。

ちなみに、オルタネータL端子(ダイアグノシスコネクタのW端子)は足元のカバーに付いてるコネクタにあります。あと、ダミーセキュリティーランプ用のIGラインもハーネスから取りました。
配線をキレイに収め、さきほど外したカバーを元に戻す。
最後に、キーシリンダー横の空いた部分に自作したパネルをはめ込んで、動作確認をしました。





ちなみに、使い方はキーをIG(イグニッション)まで回し、スタートボタンを押すとセルが回り、エンジンがかかるというものです。

ちゃんと動いた時は、すごく感動してしました。その感動を下のムービーで実感してみてください。